CrossFeel Sound by Pioneer

作曲家・編曲家 岩本 正樹 歌手・作詞家 国分友里恵×CrossFeel SPECIAL IMPRESSION

[第2回] 作曲家自らが綴る、「CrossFeelのサウンドと暮らす心地よい日常」

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[第1回]ミュージシャンとして生活者としてCrossFeelの快適性を体感。
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[第4回]クリアで浸透力のある国分友里恵さんの歌声。

リビング&ダイニングに理想のオーディオ環境が完成

国分 友里恵 岩本 正樹

「スピーカーを埋め込んだシーリングライトがあるのですが…。」と、CrossFeelの概念を、NECライティングの担当者から初めてお聞きしたときは、「天井に?スピーカー?配線はどうするんですか?」、「Bluetoothです。」
この会話で、「ははー、なるほど!」と、すぐに理解出来るほど、この便利さに気づいた訳ではありませんでした。

職業柄、仕事場の音響機器関係は充実していて当たり前なのですが、仕事関係以外の方も集うリビングや、仕事のアイディアを練ったり、資料を聞いたりするダイニングのオーディオ環境を整えるのは、今までいつも苦労してきた経緯があります。

以前はCD、MD、カセット、DAT(デジタル・オーディオ・テープの意=大きさは、映像関係に使われるminiDVテープほどの大きさ)と、使用されているメディアも多岐にわたっていて、そのメディアに対応する機材をいちいち揃えなければならず、配線はこまごま、置き場にも当然困る、という構図でした。

アンプ内蔵の小型「ワイヤレススピーカー」というのも使っていた時期がありました。壁に簡単に掛けられて場所もとらないし、便利に使った時代もありますが、ただそれも、電源は引かなければならず、致命的なのは音質、でした。また、ラジカセ形状の、幾つもスピーカーを積んだオールインワン高級オーディオにも手を出しましたが、メディアをチェンジしたりするには、どうしてもその機器まで行かなければならず、使い勝手はいまいち、でした。

手にとってみたCrossFeelはスッキリしたデザインで、既存の家具との相性もピッタリでした。国分 友里恵スピーカーが付いていると言っても、付いていないシーリングライトと、装着時の手間はあまり変わりません。装着後にあらためて見てみると、このシーリングライトにスピーカーが付いている、とはわかりません。実際この場に来たお客さんは、「どこから音が聞こえるんですか?」と質問する方も多く、CrossFeelを指し示しても、「ここにスピーカーが?」と、驚く方ばかりです。使い方は至って簡単。スマホでもタブレットでも、CrossFeel専用のアプリをダウンロードして、Bluetoothのペアリング設定をするだけです。

CrossFeelと相性の良い音楽生活とは?

さて、実際に天井から音が流れてくる、ってどんな雰囲気なんだろう。そして、どんな音質で聴けるだろう、とワクワクしながら1曲、また1曲と試聴していきました。男性ボーカル、女性ボーカル、小編成のポップスやロック、クラシックのピアノ曲、オーケストラ、などなど…。
岩本 正樹

端的に結論を言ってしまえば、「どんな音源もそつなく」こなします。ただ、CrossFeelから音を出す、ということは、大出力のアンプで大きなスピーカーをドライブし、大きな音で音楽に集中して聴く、というようなシチュエーションとは、おのずと違う使い方になると思います。ハードロックを、ライブを観ているような音圧で感じたいとか、オーケストラの構成楽器を繊細に聴き取りたいとか、ヴォーカリストの息づかいまで感じたい、とか・・。そういう使途を望むユーザーは、また違うセットを用意しているでしょうから、CrossFeelを「ステレオ」として使う場合、会話ができないような大音量で音源を聴くのではなく、むしろ、会話に支障の無い範囲で、脇役として、またBGMとして音源を流しておく、というのがこの商品の正しい使い方、と言えるでしょう。そしてもうひとつ、自分の好きな音楽をリピートして聴くのももちろん良いのですが、ちょっと違った便利な使い方としては、ラジオアプリをインストールして、一日中流しておくこともできます。据え置き型のスピーカーと比べ、音源が天井に反射し、割と拡散して聞こえますから、家事や何か手仕事をしながら聞き流すには、「うってつけ」かもしれません。

CrossFeelの個性と響き合うイメージソングが誕生

CrossFeelを実際に装着してみてから、この商品のイメージソング作りにとりかかりました。前述の通り、いろいろな音源を試聴してみて、どんな音楽、そしてどんな楽器がこの機器を通して聴くのに心地良いのか、をいろいろと試行錯誤してみました。

これも前述の通り、どんな楽器も「聴きづらい」、ということはありませんので、あとは「組み合わせ」の問題でしょう。音楽はもちろん、構成楽器が少なければ少ないほどスッキリと聞こえます。たとえば、ピアノと歌だけだったら、それぞれの良い部分を聴き取ることができるでしょう。ただしそれだけでは、「バリエーション」の良さをお聴かせすることはできません。そして、ハードなリズムセクションも、この機器の使用目的とは合致しない、ということを加味し、今回は、アコースティックギターと歌の組み合わせに、多人数のコーラスと軽いリズムの1曲、ピアノと歌のバラードに、しっとりとサックスソロを絡ませた1曲。ライトな16ビートをベーシックに、トランペットやギターソロを散りばめた1曲という構成を選びました。歌詞は、上から降りそそぐ、「光と音」をテーマにしたものになっています。どこかでこのイメージソングに出逢っていただくチャンスがあれば幸いです。

PROFILE 岩本 正樹
作曲家、編曲家、キーボーディスト。1958年東京都生まれ。5歳の時からクラシックピアノを習い、大学在学中から作曲と編曲の仕事を始め、 現在までに100人以上のアーティスト、1500曲以上の作品を手がける。作編曲した代表曲としては、オリコン1位を獲得しミリオンセラーとなった、中山美穂の「ただ泣きたくなるの」がある。その他「美しい罠」、「夏の秘密」といったドラマやCMの音楽にも携わっている。
日本音楽著作権協会 作曲家正会員
岩本 正樹
PROFILE 国分 友里恵
1983年、アルバム「レリーフ」でデビュー後、メジャーレーベルから7枚のアルバムを発表。その間、元カシオペアのメンバーとのユニット「SHAMBARA」など音楽活動を広げ、ソロ歌手としても日本テレビ系『知ってるつもり』のエンディングテーマ曲『憧憬』ほかで、高い評価を得た。中山美穂の『ただ泣きたくなるの』ほか作詞家としても活動。1996年以降はクリスチャンとして聖書の世界を歌い、2004年『虹の約束』は結婚式場「マリエール」のCMタイアップ曲に。また現在、山下達郎・竹内まりやのツアーメンバーとしても活動中。
日本音楽著作権協会 作詞家正会員

CrossFeelイメージソング
3曲を収録したマキシシングル
『羽ばたいて♪』絶賛発売中!!

羽ばたいて♪
国分 友里恵
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